今日のマット・フューリーさんの言葉

今日送られてきたマット・フューリーさんの言葉です。
とてもいいことが書いてありますので引用させていただきます。
よくかみ締めてください。前に私の言ったことと似ています。



おはようございます！
マット・フューリーです。


私がかつてタンパのレスリングルームで練習に苦しんでいたとき、
泣きごとを言い始めたことがありました。


コーチの一人は私に「どうしたんだ？」と尋ねました。


「何をやっても上手くできないんです。
今日はテイクダウンの一つも取れないんです。」
と私は答えました。


「そうか。じゃあもし私がお前の頭に銃を突き付けて、
テイクダウンを取るか死ぬかのどちらかだと言ったら、
お前はテイクダウンを取れるのか？」


私は一瞬固まりました。


「はい、それは、できると思います。」と私は答えました。


「それなら、元々お前はテイクダウンを取れるってことだ。
分かったらさっさと練習に戻れ」


私はベンチから立ち上がり、より一層の集中力でトレーニングに励みました。
その日、私はテイクダウンを一つ取っただけでなく、
何回か取ることができました。


私はこの日の教訓を決して忘れません。
ほんの一瞬でも、何かをできないと思ったときは、
この教訓を思い出します。


では、あなたが
「自分がやると決めたことを達成できなければ自らの命を絶つ」
という誓いを立てた姿を想像してみてください。


私たちは普段の生活の中で
こんなことを考えてみることさえないことでしょう。


しかし、日本の生き仏、大阿闍梨の酒井雄哉師は
この誓いを立てたのです。


彼は比叡山千日回峰行を達成できなければ
自らの命を絶つという誓いをたてました。


この試練に成功した僧侶は１００年間で４６人だけです。
彼はその内の一人です。


行者は行を続けられなくなったときは自害する決まりなので、
毎日回峰行を始めるときに、白装束（死に装束）を着て、
首をつるための紐と短刀を常時持ち歩くことになっています。


皆さん、断固たる態度で臨むことについて語りましょう。
１００％全力を投じることについて語りましょう。
集中することについて語りましょう。


７年間で１０００日の回峰行を達成した酒井雄哉師のように。



マット・フューリー