東大安田講堂占拠事件に思う。

誰が見ても負けるに決まっていた。

しかし、それがわかっていても戦った。

TVではまるで戦争のようだった。

法律的には悪いことなのだろうが、

彼らは自分達は正義であると信じて闘っていたようだ。

見ていて何か切ない想いであった。

しかるに、最近の若者も含め私たち中年も生き生きとしたものを感じない。

あのころの人たちは精一杯一生懸命生きていた。

最近はつまらない世の中になった。

悪いことをするにも以前は理由というものが必ずあった。

最近は誰でもいいから殺したかった、いじめたかったって言うのが多すぎる。
　
最後の最後まで集中してみてしまった。

考えるにこの人達の世代が一番輝き経済発展も最高だった。

最近つまらない人達が増えたと同時に日本が衰退してきたのは

こういう情熱ある若者が少なくなってきたからだと思う。

日本は確実に衰退している。