K１の決勝戦の反則について

昨日の決勝戦バタハリは倒れたレミーの頭を殴ったり蹴ったりしていた。

レミーは５分休み立ち上がったもののものが２重に見えるとのことで

反則負けとなった。

最近のバタハリは不良から立ち直り人間としての器も大きくなったと思っていた。

だが、長年培ってきた不良の性格はここで出てしまった。

SRSの最後のイメージガールも泣いていたようだが僕も同じような気持ちだ。

K1も格闘技もスポーツであり武道や喧嘩ではない。

ルール無用というのは武道や喧嘩のみの世界だ。

世界チャンピオンになるものは品格が備わっていなければならない。

３０人３１脚という小学生の純粋な世界を見た後だっただけに

大人の汚い世界を見てしまって、なにか嫌な気分だった。

昔ぼくが格闘技のオープンナメントに出ていた頃前年度のチャンピオン

と戦うことになった。

ところがその人金的ばかり狙ってくる。

審判にアピールするのだが審判は聞かない。

審判もグルだった。結局延長２回を戦い敗退となった。

ただそのことで自分の本当の潜在的な能力が出た。

火事場の馬鹿力というものだ。

生命の危険が迫るとひとはそのような力が出るのだ。

最後の延長も負けたとは思わなかったがそれでどちらかに

決めなければならなかったのだからしょうがない。

反則は確かにあったが自分にそのような力があったのには驚いた。

そのひとは準優勝になった。

僕は今でもそのようなひとと互角に戦えたことをほこりに思い

同時に誰でも本当はそういう力がそなわってるのではないかと思ってるのだ。